名前は、ブランドの土台。Solettaの商標を取得しました。

2026年8月18日、「Soletta(ソレッタ)」の商標が登録されました。
出願したのは、2025年11月28日。
屋号を「Sun咲design」から「Soletta」へ変更したのが2025年10月6日だったので、新しい名前で活動を始めて間もない頃に出願したことになります。
『商標を取得した』と書くと、少し堅い話に聞こえるかもしれません。
でも、私にとって今回の商標登録は、単に名前を守るための手続きではありませんでした。
これまで何度も「名前」について考えてきた私にとって、「この名前でやっていく」と決めるための、ひとつの土台づくりだったように思います。
娘の名前から始まった
「Sun咲design」


私がデザインの勉強を始めたのは、娘が生まれてからです。
最初につけた屋号が「Sun咲design」でした。
娘の名前に入っている「陽」と「咲」。
その「陽」から太陽をイメージして「Sun」を、そして「咲」という文字を組み合わせてつけた名前です。
当時は、子育てをしながらデザインを学び、仕事を始めた私を応援してくださる方もたくさんいました。
プロフィールを見て、子育てをしながら頑張っていることを知ったうえで、ご依頼くださる方もいました。
娘がいたからこそ始められた仕事。だから、「Sun咲design」という名前には、今でも大切な想いがあります。
一方で、仕事を続けていく中で、ずっと心のどこかにあった思いもありました。
「いつまでも子どもに頼っていてはいけないな」という気持ちです。
娘の存在をきっかけに始まった仕事ではあるけれど、私自身の仕事として立っていきたい。
少しずつ、そんな思いが強くなっていきました。
思うように自己紹介できない時期がありました
振り返ると、屋号だけではなく、私は自分自身の「名前」についても長く考える時間がありました。
別居していた約3年間。離婚後は旧姓の「佐藤」に戻り、その名前で活動していくことは決めていました。ただ、いつ離婚できるのかは分からない状況でした。
デザイナーとしてセミナーや交流会に参加し、名刺を渡して自己紹介をするとき。
仕事で請求書を発行するとき。
クレジットカードや身分証明書など、正式な名前が必要になる場面。
活動では「佐藤」と名乗りたい。でも、戸籍上の名前は婚姻時の姓のまま。
その二つの名前の間で活動していました。
名刺にはどの名前を書くのか。
自己紹介では、どう名乗るのか。
想像していた以上に足元が定まらない感覚でした。
名前はとても大切だと、実感しました。
2025年「Soletta」へ

2025年10月6日
屋号を「Sun咲design」から「Soletta(ソレッタ)」へ変更しました。
Solettaに込めた想いはこちら▽

商標を考えるきっかけ
屋号を変更するにあたり、「Soletta」という名前について調べていたときのこと。
商標検索をしてみると、すでに同じ「Soletta」という名前が、別のジャンルで商標登録されていることを知りました。
商標は、商品やサービスの区分ごとに登録されるため、同じ名前が登録されているからといって、必ずしも使用できないわけではありません。
「これから安心して、この名前を育てていきたい」と思いました。
・この名前でやっていくという決意
・自分自身の名前についても、悩んできたこと
その両方があったからこそ、「名前を守る」ということを、以前より強く意識したのだと思います。
屋号を変更して約2か月後の2025年11月28日。
「Soletta」の商標を出願しました。
ブランドプランナー
ブランドプランナーの資格を取得したのは2025年9月28日。この学びも大きかったです。
名前はただの呼び名ではなく、ブランドの方向性や価値を支える土台だと、より強く感じるようになりました。
商標登録は、その大切な土台を守り、信頼を育てていくための重要な一歩だと考えています。
名前は、ブランドの土台
商標を出願してから、登録まで約9か月。
2026年8月18日、無事に登録となりました。
商標を取得したからといって、何かが変わるわけではありません。
仕事の内容が変わるわけでもないし、ブランドが完成するわけでもありません。
それでも、「Soletta」という名前を、これから安心して育てていける。そのことに、ひとつ安心感を持てたように思います。
どんな仕事をするのか。
どんな人と関わるのか。
どんな言葉を届けるのか。
どんな姿勢で仕事と向き合うのか。
その積み重ねが、少しずつ名前の中に蓄積されていきます。
いつか
「Solettaといえば、こういう仕事をする人」
「Solettaなら安心して相談できる」
そんなふうに思っていただけるものになっていく。
それが、ブランドを育てるということなのだと思います。
土台が定まっていること。
それが、迷ったときに立ち戻れる場所になると思っています。
Solettaという名前と、これから
Solettaという名前に変えて、もうすぐ1年。
「想いが届くと、世界は少しあたたかくなる。」という考えを大切にしながら、その人や事業の「らしさ」を見つけ、ことば・かたち・しくみを通して整え、安心して進んでいける土台をつくる。
そんな仕事を、これからもSolettaという名前で続けていきたいと思います。
名前を決めること。そして、その名前を守ること。
それもまた、ブランドを育てていくための大切な一歩なのだと、今回の商標登録を通して改めて感じました。
これからも「Soletta」を、どうぞよろしくお願いいたします。

